カンボジア
令和元年度 定例総会 併催 研修会
令和元年6月30日(日)、仙台市国分尼寺に於いてサンタピアップみやぎボランティア会「令和元年度定例総会」が開催されました。
議長には登米市林昌院 吉田亮顕師が選出され次の事項が慎重審議され全て承認されました。
・平成30年度事業報告
・平成30年度決算報告・監査報告
・役員選出(案)
・令和元年度事業計画(案)
・令和元年度予算(案)
また、神作新会長より、2019年度建設予定の小学校についての説明がございました。
現在バッタンバン州にございますアンプ・ルー小学校を建設予定しております。
当会が着工する小学校建設では20校目の校舎となります。
今後細かな情報など入ってまいりましたらご報告申し上げます。
神作新会長
阿部新事務局長
川合新会計
第二部として研修会を行いました。
講師として公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会より山室 仁子様をお迎えし、『世代を超えてつながるカンボジア支援』を演題にお話しいただきました。
これまでの支援活動で建設された小学校で学んだ生徒が大人となり、教師として母校で教鞭を執っているお話や、その小学校が今や地域の幼児教育のモデル校となっているお話などをご講演頂きました。
先人の方々のこれまでの支援活動により撒かれた種が、いま正に世代を超えて花開いている事を深く感じられる内容でした。
先人の方々の支援活動がカンボジアの地で確かに息づいている事を知ると共に、これからの我々の支援活動はどうあるべきかを考えさせられる、大変示唆に富んだ研修会となりました。
今回ご講演頂きました内容につきましては、また違う機会に記事として掲載させて頂きたいと思います。
今回ご講演頂きました山室様
石巻・金蔵寺 寺フェス(サンタピブース設置)
令和元年6月3日、石巻・金蔵寺様に於いて寺フェスが開催されました。
金蔵寺様のご厚意により、今年もサンタピアップのブースを設置させていただきました。
当日は快晴で、山門前のステージではバンド演奏やよさこい踊りなどが披露されておりました。
出店もほや焼きや石巻焼きそばなど石巻ならではのお店がたくさんありました。
お客さんも子供連れや家族で来られている方が多く、子供が遊べるスペースではたくさんの笑い声が聞こえてきました。
今後も様々なイベントに於いて機会がありましたらブースを設置させていただきたく思っております。
金蔵寺様、この度は誠にありがとうございました。
ハガキリサイクルキャンペーン2019
平成31年2月25日~26日の2日間、サンタピアップ事務局のある仙台市満興寺に於いてハガキリサイクルキャンペーン(ハガキと切手の集計作業)を行いました。
今年度も県内外の支援者の方々からたくさんの数の書き損じハガキと切手をお寄せいただきました。
今年の集計結果は
ハガキ…22、234枚
切手…9、333枚(476、135円)
となりましたことをご報告申し上げます。
昨年よりもハガキ、切手共に増えておりました。
これもひとえに皆様方のご協力のおかげでございます。
たくさんのご支援誠にありがとうございました。
今後も活動を続けて参りますので、これからもご支援よろしくお願いします。
カンボジアフェア in 藤崎 2019
平成31年1月23日(水)~25日(金)の3日間、仙台市青葉区一番町にあります藤崎様を会場にカンボジアフェアを行いました。
活動としてフェアトレードのクラフト販売、募金活動、書き損じハガキと切手のお預かりを致しました。
当日はご支援いただいておりますホシヤマコーヒー様からコーヒーをご提供いただき、立ち止まっていただいた方々にお渡ししました。
3日間通してたくさんの方にお越しいただきました。
お越しいただきました皆様方、誠にありがとうございました。
藤崎様、この度は大変お世話になりました。
今後も何卒ご協力の程よろしくお願いします。
カンボジアフェア in SELVA 2018
平成30年12月12日(水)~14日(金)の3日間、今年も仙台市泉区セルバ様を会場にカンボジアフェアを開催いたしました。
今年もたくさんの方にお越しいただきました。
お越しいただきました皆様方、誠にありがとうございました。
この期間中に書き損じのハガキや切手をお持ちいただいた方もいらっしゃいました。
今年は例年同様カンボジアの写真パネルの展示、前回贈呈しました小学校の様子の動画上映、東南アジアの民族が作ったクラフトの販売(フェアトレード)、募金活動を行いました。
また、ホシヤマコーヒー様よりご提供いただきましたコーヒーを来場者の方々にお渡しいたしました。
ホシヤマコーヒー様、いつもご協力いただきありがとうございます。
この度はセルバ様大変お世話になりました。
今後もどうぞよろしくお願いします。
梅花流詠讃歌宮城県大会 2018
平成30年10月4日(木)、仙台市サンプラザホール於いて梅花流詠讃歌宮城県大会が開催されました。
今回もご厚意に甘えまして当会のブースを出展させていただきました。
当日はカンボジア募金の他に北海道胆振東部地震の募金活動も行いました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。
トゥール・クラサイン小学校贈呈式(カンボジア)
2018年3月25日~3月31日、我々サンタピアップみやぎボランティア会会員有志18名はトゥール・クラサイン小学校の贈呈式に出席するためにカンボジアを訪れました。
今回建設したトゥール・クラサイン小学校は当会で建設した19番目の小学校となります。
バッタンバン州 サンパウ・ルーン郡 セレイ・ミンチェイ集合村 トゥール・クラサイン村という場所にあり、タイ国境との国境近くの地域になります。
今回の小学校の場所が今まで支援してきた場所の中でも最も遠い場所であるため、バッタンバン州の街中に一泊し、次の日の早朝に小学校を目指し出発いたしました。
バッタンバン州で一泊したとはいえ、宿泊場所から小学校までは4WD の車で3時間かかるとのことでした。
途中とても強い雨が降りとても心配しましたが、すぐに止みホッとしたのもつかの間、雨のせいで道路がぬかるみ車のドライバーさんは運転がとても大変そうでした。
悪路をしばらく走っていると小学校に到着しました。
現地では私たちを待ち構えている人たちがたくさんおり、太鼓や歌で歓迎してくれました。
現地の子供たちが2列に並んでいて私たちに日本語で「コンニチハ」と挨拶をして出迎えてくれました。
外国人がたくさん来たことに驚きつつも、大人も子供も笑顔で迎え入れてくれました。
贈呈式の前に現地のお坊さんの読経を頂いた後、私たちも新しく建設しましたブッダの祠の開眼供養を行いました。
その後、支援いただいた皆様からお預かりしました写経を納経いたしました。
贈呈式では子供たちのカンボジア国歌斉唱から始まり、来賓の方々の挨拶、児童代表の挨拶、長谷川会長の挨拶と続きました。
バッタンバン州代表の方々より感謝状と勲章のメダルを頂戴いたしました。
子供たちにこちらで用意しました文具類とベガルタ仙台様から頂戴しましたサッカーボールと鉛筆をお渡ししました。
子供達から感謝の意味を込めて手作りの白い花の造花を頂きました。
テープカット、記念帳署名、譲渡契約書署名も無事に終わり、現地の方々に小学校をお渡しすることができました。
式典が終わったあと、記念の植樹、子供たちの授業の様子などを見学させていただきました。
その後、日本から持参したけん玉や長縄、サッカーなどをして子供たちと交流しました。
けん玉はなかなか難しいようでしたが、みんなが夢中になり、とても楽しんでいる様子が印象的でした。
最後に近くのお宅に家庭訪問をさせていただき、現地の生活の様子やお話をお聞かせいただきました。
帰り際には木になっているマンゴーをたくさん頂戴しました。
現地のマンゴーは緑色で、あまり甘くなく酸味があり、固めの梨を食べているようなシャリシャリ感のある果物でした。
私たちが帰るときには子供たちが再び列を作っていただきお見送りしてくれました。
あっという間の時間でとても名残惜しかったですが、子供たちの笑顔を拝見し今回この小学校に来ることができ本当に良かったと感じました。
いつかまたこの場所に訪れて子供たちの元気に成長した姿を見てみたいなと思いました。
最後に。
これまで当会にご協力、ご支援いただきました皆様方、誠にありがとうございました。
皆様方のご支援のおかげで今回19校目の小学校を建設し、現地の方々に無事に譲渡することができました。
今後もカンボジア教育支援及び子供たちが笑顔でいられますよう力を注いでいきたいと考えておりますので、これからもご協力ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。
カンボジア支援写経(経過報告)
昨年より販売しておりましたカンボジア支援写経ですが、皆様のおかげをもちまして完売することができました。
また、書いていただきました写経も続々とこちらに届いております。
お預かりしました写経は責任を持ってカンボジアで納経させていただきます。
ご協力いただきました皆様方、たくさんのご支援誠にありがとうございました。
今後とも当会活動に対しましてご支援の程どうぞよろしくお願いします。
今年度支援する小学校ご報告
今年度支援する小学校の詳細をお知らせいたします。
小学校名:『トゥール・クラサイン小学校』
場所:バッタンバン州 サンパウ・ルーン郡 セレイ・ミンチェイ集合村 トゥール・クラサイン村(タイとの国境近くです。)
200人を超える生徒たちが通っているそうです。
以下は資料より抜粋
トゥール・クラサイン小学校は遠隔地に位置し発展が遅れているため、人々の暮らしは厳しい状況に置かれています。
特に道路状況は劣悪で、雨季には道路が泥でぬかるみ移動が困難になります。
自動車やバイク等で移動する際は運転が大変で、どこへ行くにもかなりの時間を要します。
次に、教育環境についてですが、以前は学校の教室が不足していましたし、 州外から移住し十分な教育を受けることができなかった人々は貧しい状態で暮らしています。
また、この地域は、住民の生活のための主な現金収入源となっているキャッサバ、トウモロコシ、豆の栽培に適しています。
学校支援委員会のリーダーによると、現在のトウモロコ シの価格は 1kg 当たり 350 リエル、キャッサバは 1kg 当たり 400 リエルとなっており、豆 は 1kg 当たり 2,700 リエルで昨年と比べると低価格で取引されています。
なかにはさらに収 入を得るため、他人の農場で除草やキャッサバの木を切る作業を日雇いで手伝う人々もおり、 一日当たり 20,000 リエル(約 5US ドル)~25,000 リエル(約 6.25US ドル)を得ていると のことです。
一方で、村での仕事不足やマイクロファイナンス(小規模融資)への返済のた め、仕事を求め多くの住民がタイへ移住するケースが続いています。
トゥール・クラサイン小学校は、コミュニティや外部からの支援で建てられたトタン屋根 と木製の壁でできた古い校舎で授業を運営してきました。
2 部制により午前・午後に分かれ、 それぞれ 3 学年ずつの授業が行われます。
教員と児童たちは古い校舎で懸命に指導し学ぼう としましたが、暑さや強烈な日差しに加え強い雨音が集中力を失わせ、豪雨の際には授業を 中断せざるを得ませんでした。
古い建物の一室で同時に 2 クラスが運営され、もう 1 クラス は屋外で授業を行っており、児童たちはしばしば学校に来るのを嫌がることさえありました。
2016-2017 学年度、小学校では 3 人の教員(うち女性 2 人)と 2 人の契約職員の教員(うち女性 1 人)、合計 5 人の教員が授業を行ってきました。校長の話によると、2017-2018 学年度も昨 年同様の 5人の教員が授業を行っているということです。
加えて、この村の多くの子どもたちは小学校への入学時期が遅い傾向にあります。
例えば インタビューに答えてくれた児童のひとりは 16 歳ですが 6 年生として学んでいます。(インタビューは都合により省略させていただきます。)
ほとんどの児童たちは徒歩か自転車で学校に通っています。
しかし、中学校は彼らの村から遠く離れており、厳しい家庭の状況から、ほとんどの児童たちが中学校への進学を諦めてしまいます。
カンボジア事業の対象地 ‐カンボジア王国全土の地図
対象州全体の拡大地図
以上、上記の箇所に教育支援として新校舎贈呈、文具類贈呈を行う予定でおります。
新校舎につきましては昨年より打ち合わせや話し合いを重ね事業に着工し、すでに校舎が出来上がったという報告を受けました。
来月3月の下旬には当会員で現地に赴き、新校舎の贈呈式に参加する予定でおります。
また、贈呈式の際にはお預かりいたしました写経を責任を持って同時建設しましたブッダの祠に読経後納経をさせていただく予定でございます。
贈呈式から戻ってきた際にはこちらのブログにてご報告をいたします。
今後も当会の活動に対しましてご支援、ご協力をよろしくお願いします。
カンボジアフェア in SELVA2017ご報告
平成29年12月13日(水)~15日(金)の3日間、今年も仙台市泉区セルバ様を会場にカンボジアフェアを開催いたしました。
今年もたくさんの方にお越しいただきました。
お越しいただきました皆様方、誠にありがとうございました。
この期間中に書き損じのハガキや切手、古本をお持ちいただいた方もいらっしゃいました。
本当にありがたいことです。
今年は例年同様カンボジアの写真パネルの展示、前回参りました贈呈式の様子の動画上映、東南アジアの民族が作ったクラフトの販売(フェアトレード)、募金活動を行いました。
また、ホシヤマコーヒー様よりご提供いただきましたコーヒーを来場者の方々にお渡しいたしました。
ホシヤマコーヒー様、いつもご協力いただきありがとうございます。
今年の更新は今回で終了となります。
1年間どうもありがとうございました。
来年はいよいよ19校目となる小学校の贈呈式に伺う予定でおります。
来年もカンボジアの子ども達の笑顔のために一生懸命活動致しますので、今後も変わらぬ温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。